9月23日(月)にルーケスト特別イベントとして「自立した個人・主体的行動」をテーマに
Jヴィレッジチャレンジ2024 powered by シント=トロイデンVVのサッカー教室に参加してきました。
今回のイベントは「ルーケストサッカースクール生特別参加枠」を
設けていただき無料で参加することができました。
ルーケストサッカースクールではサッカーのスキル向上だけではなく
挨拶や自分たちが普段使用しているグラウンドの清掃や荷物の整理整頓などを通じて
「感謝の心を育むこと」・「人間的成長」も重要視しています。
このイベントを通じて、選手たちが自ら考え、積極的に行動することで
私たちが普段から大切にしている「人としての成長」をスクール生が体験できるように
参加してきました。
■サッカー教室
2011年女子ワールドカップ優勝監督の佐々木 則夫さん
サッカー日本女子フィジカルコーチの大塚慶輔さん
サッカー系YouTuberのマキヒカさんや梅谷堅人さんによる熱のこもった指導が行われました。
ゲスト4名が登場すると、参加者から大きな拍手が沸き起こり、開会式が始まりました。
大塚慶輔さんからは「できないことがあっても、チャレンジすることが大事です」と参加者たちにメッセージが送られました。
休憩中には、みんなで荷物をきれいに整理するなど
普段スクールで行っていることを自然に実践していました。
物を丁寧に扱い、使用しているグラウンドをきれいに保とうとする姿勢からも
サッカーができる環境への感謝の気持ちが表れていました。
こうした姿勢を通じて、自立した行動と人間的な成長が見られました。
サッカー教室後はサイン会や撮影会が行われ、ゲストとの貴重な交流の時間を楽しみました。
サインや写真を撮ってもらった後に、自ら大きな声で「ありがとうございました!」と感謝の言葉を伝えていました。
■サッカー教室と同時に、Jヴィレッジの施設ツアーも行われました。
ツアーでは、Jヴィレッジの歴史について学び、参加者たちは施設内を巡りながら、蹴球神社でおみくじを引くなど、特別な体験を楽しみました。
日本サッカーの歴史や文化にも触れることができ、サッカーができることへの感謝の気持ちが育める充実したイベントとなりました。
■オンライン交流会
オンライン交流会では、シント=トロイデンVV所属:U-23日本代表でパリオリンピックメンバーにも選出された山本 理仁選手と藤田 譲瑠チマ選手
シント=トロイデンVVアンバサダーの岡崎 慎司さんとの交流が実施されました。
ルーケストのみんなも積極的に手を挙げて選手に質問していました。
「小学生の時、どんなことを意識して練習していましたか?」という質問には
藤田選手は「コーチがなぜその練習をやるのか、ということを常に考えながらサッカーをしていました。試合中はどこでボールをもらったら相手は嫌なのか、どういうプレーをしたら勝てるのかということを常に意識していました」とコメントしていました。
山本選手からは、「ボールをたくさん触ることを意識していました。僕も藤田選手と同じく、試合の振り返りをしたり、分からないことはコーチに聞くなど、常にどうしたら上手くなるのか考えながら練習をしていました」とコメントしていました。
また、マキヒカさんが「小学生の時から夢を持つことの大切さ」についての質問に
藤田選手は「目指すものがあると行動をとるのは簡単だと思います。僕は、小学生の頃の夢はプレミアリーグでプレーすることでしたが、夢のために全力でサッカーを楽しむことや努力をしていました。目指すものがあるとそのための努力が自然とできるようになるので、夢を持つことは大切」と答えてくださりました。
ルーケストのスクール生からは「どうやったら自信がつきますか?」という質問があり
それに対して岡崎さんは
「まずは、自信がないことが普通だと思うのが大事。新しいことに挑戦したら皆失敗するし、それが当たり前。でも何回もやっていたらどうしたら失敗しないか学んでいくことができる。いっぱい経験して一個ずつ直していくと少しずつそれが自信になっていくので、失敗やミスを恐れずに挑戦することが大事です」と答えてくださりました。
緊張しながらも、こういった場面で勇気を持って行動し、
主体的に質問できたのは、日々のスクール活動の成果だと感じました。
練習開始時と終了後に自ら手を挙げたスクール生が挨拶を代表して行う取り組みや
練習中のコーチからの問いかけに率先して手を挙げて答えるなどの取り組みが、今回のような場面でも自信を持って行動する力に繋がっています。
これは私たちのスクール理念である「失敗や変化を恐れずに挑戦すること」や
今回のイベントのテーマである「自立した個人・主体的行動」を実感させる瞬間でした。
シント=トロイデンVVで活躍する山本選手、藤田選手、元日本代表の岡崎さんに直接質問をする貴重な経験となりました。
オンライン交流会の最後には、山本選手、藤田選手、岡崎さんとのジャンケン大会が行われ、
ネーム&サイン入りユニフォームやサイン色紙をかけて熱戦が繰り広げられました。
特に、山本選手が2回連続で「パー」を出した際、全員が負けてしまい
子どもたちから「2回連続はずるい!」といった笑い声が響く場面もあり
会場は笑顔で溢れ、楽しいひとときとなりました。
ジャンケンで勝ち残った4人の参加者がプレゼントを受け取り、選手との記念撮影を行いました。
プロで活躍する選手たちとの交流は、子どもたちに夢ある未来を創造させ
参加者にとって一生の思い出に残るイベントになりました。
このイベントを通じて、サッカーの技術向上はもちろんのこと
「主体的に自らが考えて行動」すること、挨拶の大切さ、サッカーができることへの感謝の気持ちなど、人間的成長に繋がる素晴らしい時間となりました。
ご参加いただいた皆様、保護者様、そしてサポートしてくださったスタッフの皆さん、心より感謝申し上げます。